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所有者事項とは何?見本や料金、全部事項証明書や登記事項要約書の違いを解説

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登記情報提供サービスで登記情報を取得しようとするときに「請求事項の種類」の中に「所有者事項」という項目があります。

今回は所有者事項ではどのようなデータが取得できるのか、全部事項証明書との違いや要約書との違いについてわかりやすく解説していきます。

所有者事項は不動産の所有者の名前、住所、持ち分がわかる登記情報

所有者事項は民亊法務協会の登記情報提供サービスで取得できる登記情報です。

登記情報提供サービスで所有者事項の取得の方法は「登記情報提供サービスの使い方を画像付きで解説 登記事項証明書の全部事項証明書の取得方法」で確認できます。

情報の中身としては、所有者の名前、住所、持ち分が全員分わかります。

持ち分とはその土地や建物の権利を持っている割合です。

夫婦で半分ずつ土地を保有している場合、50%ずつとなるので表記方法は「2分の1」という表現になります。

持ち分は正確に表す必要があるため、大型マンションの土地などでは所有者が数百人になるということもあり、「数百万分の〇〇」という非常に細かい表現で掲載されることもあります。

所有者事項の見本

所有者事項のサンプルです。

所有者事項証明書

所有者の名前、住所、持ち分の主要項目のほかに、所有者事項を取得した日時やそもそもの土地や建物の地番や家屋番号が掲載されています。

また、右上にはQRコードを付けることができます。

QRコードは英数字の羅列です。

QRコードには登記・供託オンライン申請システムで情報を自動入力する場合に利用します。

QRコードがついているからといって追加料金が発生したり、何かが変わるということはありません。

所有者事項の料金

所有者事項の取得価格は144円です。

比較対象としては全部事項証明書の場合334円なので、190円所有者事項のほうが価格は安くなります。

掲載されている情報量が少ないですが、価格は少しお買い得になります。

また、登記情報提供サービスの価格は徐々にではありますが、安くなりつつあります。

所有者事項と各種登記情報との違い

所有者事項と比較される登記情報として、登記情報提供サービスの全部事項証明書と登記簿謄本の中の登記事項要約書があります。

違いを把握することで現在取得すべき情報が何かを正確に判断することができます。

登記簿謄本の読み方については「登記簿謄本の読み方について 建物土地登記の違いや表題部甲区乙区について解説」を読んでみてください。

所有者事項証明書と全部事項証明書との違い

登記情報提供サービスで取得できる所有者事項と全部事項証明書の違いは所有者事項が不動産の所有者の名前、住所、持ち分のみに対し、全部事項証明書は不動産の仕様(面積や建物の情報など)から過去の所有者の情報、所有者がその不動産を手に入れた経歴などや住宅ローンなどの情報なども確認することができます。

登記情報提供サービスでオンラインで情報を得る場合、現在の所有者のみでよければ所有者事項、その不動産に関する登記のすべての情報を得たいのであれば全部事項証明書がおすすめです。

なお、全部事項証明書の価格は334円です。

所有者事項証明書と登記事項要約書との違い

登記事項要約書は法務局で取得できる書類の一種です。

内容としては、抹消されていなく現在有効な情報のみをまとめてある登記簿謄本のようなものです。

そのため、内容は登記簿謄本と比較するとシンプルになっていますが、所有者事項とは異なり所有者以外の情報も掲載がされています。

なお、登記事項要約書はあくまで現在の情報を確認する書類という位置づけのため、登記事項証明書のように公的に利用できない場合がほとんどです。

なお登記事項要約書の価格は一通450円です。

所有者事項はどのようなときに利用する

所有者事項の利用目的は様々です。

以下などの方法で利用されることが多いので覚えておくと、いざということに利用できると思います。

土地の所有者をとりあえず知りたい

空地や空き家の詳細は必要ないので、とりあえず所有者だけ見つけたいということであれば所有者事項で十分だと思います。

所有者不明の土地が荒れ果てていて困っているなどの場合連絡手段の一つで利用できると思います。

ただし、登記簿の情報の住所に必ずその所有者がいるとは限らないので所有者事項からみつからない場合別の方法で土地の所有者を探しましょう。

土地の所有者を見つけ出しより確度高く連絡を取るという方法は「土地の所有者の調べ方 登記情報で簡単に所有者を検索確認できる」に掲載しているのであわせて読んでみてください。

登記情報の更新がされたかの確認を行う

不動産の売買や相続が発生し所有者が移転された場合、登記情報が正しく更新されたか確認する必要があります。

その都度、登記簿謄本や全部事項証明書を取得すると費用がかかってしまいます。

確認する点が所有者の名前、住所、持ち分だけでよい場合は、登記簿謄本や全部事項証明書を取得すると費用が高くなってしまいます。

所有者事項であれば1通144円で取得できるので費用を安く抑えることができます。

なお登記簿謄本の場合、書面請求で600円、全部事項証明書をオンラインで取得した場合334円です。

不動産屋などが営業活動で利用する

不動産屋などが営業活動として所有者事項を取得することがよくあります。

営業を仕掛けたい土地や建物に対し所有者を割り出し、ダイレクトメール営業を仕掛けたいという場合、所有者事項を取得しダイレクトメールをかけることがあります。

やみくもにポスティング営業をかけるよりも不動産オーナーに直接ダイレクトメールをかけることで営業をかけたい不動産のオーナーに直接連絡が取れるというメリットがあります。

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