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登記情報提供サービスの使い方を画像付きで解説 登記事項証明書の全部事項証明書の取得方法

登記事項証明書の全部事項証明書の取得が必要な場合、民亊法務協会が運営している登記情報提供サービスを通じてオンラインで取得が可能です。

登記情報提供サービスの使い方は独特で慣れないと申請がしにくいともいえます。

今回は初めて登記情報提供サービスで不動産の登記事項証明書の全部事項証明書を取得する方向けに画像付きで解説をします。

目次

まずは会員登録 1回だけ取得したいのであれば一時利用がおすすめ

登記事項証明書はオンラインで取得が可能で有料です。

1筆(1つの全部事項証明書)を取得するのに価格は334円かかります。

取得については、一度きり(複数筆取得可能)の取得であれば一時利用がおすすめです。

個人の方で何度も取得する場合、個人利用がおすすめです。

一時利用でも個人利用でも会員登録が必要です。

一時利用と個人利用の詳細な違いについては、「登記情報提供サービスの利用方法と料金や一時利用、登記簿謄本との違いなど注意点 一時利用と個人利用何が違う?」に記載があるのでそちらを読んでみてください。

一時利用の登録方法については、以下に画像付きで会員登録までの方法が掲載されているので確認してみてください。

会員登録までは一般的なほかのサイトと同じようにできるので比較的簡単です。

会員登録した後の流れとしては、以下の通りです。

会員登録が終わったら登記事項証明書の取得

登記情報提供サービスで不動産の登記事項証明書の全部事項証明書を取得するまでの流れは以下の通りです。

流れとしては、個人利用の場合を想定しています。

一時利用の場合は「不動産請求をクリック」から参照してください。

登記情報提供サービスにログインする(個人利用の場合)

登記情報提供サービストップページ

画面右上のオレンジ色「ログイン」をクリックするとログイン画面が表示されます。

登記情報提供サービスのログイン画面

発行されたID番号とパスワードを入力しログインをクリックします。

不動産請求をクリック

ログイン後の最初の画面です。

すでに取得済み登記情報がある場合、一覧が表示されます。

上部緑色の「不動産請求」のタブをクリックします。

土地か建物か、都道府県を選択します

登記情報取得画面

種別で取得する登記情報が土地か建物化選択します。

マンションの一室の区建ての場合は建物を選択します。

都道府県は所在からプルダウン型で選択します。

越県し2つ以上の都道府県を選びたい場合は手間ですが、複数回取得します。

市区町村町名丁目を選択します

登記情報取得画面市区町村選択

市区町村を選択します。

50音順で並んでいます。

読み方がわからない場合は「全部」を選択すると全市区町村が表示されます。

町名、丁目も同じく選択します。

町名は大字がある場合、大字から選択します。

直接入力で市区町村町名丁目を入力する場合

所在を直接入力

選択が手間という場合、都道府県をプルダウン型で選択した後に直接入力のチェックにチェックをいれます。

そうすると市区町村名町名丁目を直接入力することができます。

例えば、「目黒区鷹番1丁目」などです。

注意点としては全角で入力する必要があり「1丁目」の1が半角にならないように注意しましょう。

地番・家屋番号の詳細を検索します。

検索範囲を全角で入力します。

取得したい地番または家屋番号が決まっている場合は左側の入力欄に例えば「1-1」のように入力し検索をクリックすれば、対象の地番または家屋番号が表示されます。

表示されたらチェックボックスにチェックをいれ確定をおすと、設定は完了です。(この段階では取得できていません。)

複数筆取得したい登記情報がある場合は、複数回入力するか同じような番号であれば「1-1」~「1-10」のように入力するとその間の地番または家屋番号一覧がすべて表示されます。

対象の地番または家屋番号がない場合は「指定した範囲内に登記情報がありません。指定範囲を変更して請求してください。」というエラーメッセージが表示されます。

指定した範囲内に登記情報がありません。指定範囲を変更して請求してください。

取得したい登記事項証明書(請求事項の種類)を選択します

取得できる登記事項証明書の種類は土地を選択した場合と建物を選択した場合で異なります。

全部事項証明書は土地でも建物でも両方取得可能です。

取得したい種類にチェックボックスを入れたあとに右下の確定ボタンをクリックします。

土地を選択した場合、取得できる種類

請求内容選択 土地の場合

建物を選択した場合、取得できる種類

請求内容選択 建物の場合

購入したい情報にチェックを入れ請求をクリックします(これで購入完了)

取得したい登記情報の一覧が表示されます。

ECサイトでいうカートボックスで決済直前の画面です。

購入したい情報にチェックボックスを入れて請求をクリックします。

これで購入完了です。

マイページへ登録は一時保尊のような機能です。

チェックボックスを入れると色がかわり、合計金額が変化します。

ダウンロードした登記事項証明書にチェックを入れ「表示・保存」をクリックします。

登記情報提供サービスのマイページ

取得した登記情報一覧が表示されます。(ログイン直後のページと同じページに戻ってきます。)

登記情報はPDFファイルでダウンロードできます。

ダウンロードしたい情報のチェックボックスにチェックを入れ「表示・保存」をクリックするとダウンロードできます。

注意したい点としては、データをダウンロードするボタンが「表示・保存」という名前という点です。

その他のボタンの意味は以下の通りです。

  • 再利用・・・対象の地番や家屋番号でほかの種類の登記情報を取得したい場合利用します。例えば、全部事項証明書を取得しており追加で公図を取得したい場合などです。
  • 請求・・・再度同じ地番または家屋番号で同じ種類の登記情報を取得するときに利用します。例えば、所有者移転がある場合、本当に所有者が変わったのか確認するために再度登記情報を取得する必要があり便利です。

また、この画面でエラーとなっており登記情報の取得を失敗している場合もあります。

失敗の多い例としては登記簿の内容を現在更新中で取得ができないという「登記事件中」という内容です。

登記事件中や他のエラー内容については「「登記事件の処理中」と登記取得時にエラーになった場合の対処方法 エラー期間や民間サービスで解決する方法も」に詳しい内容を記載しています。

登記情報提供サービスの使い方を画像付きで解説 登記事項証明書の全部事項証明書の取得方法のまとめ

登記情報提供サービスの使い方を画像付きで解説 登記事項証明書の全部事項証明書の取得方法のまとめ

登記情報提供サービスでは全部事項証明書や所有者事項の取得が可能です。

登記情報提供サービスを利用するには会員登録が必要です。

会員の種類は複数あり、個人で利用する場合は一時利用と個人会員があります。

一度きりの利用であれば一時利用が即時発行できおすすめです。

登記情報の取得には地番や家屋番号などの住所とは異なる情報も必要です。

これら情報は地番検索サービスから探すことができます。

登記情報提供サービスはインターフェースは若干クセがあり利用しにくい部分もあるかもしれませんが、情報画像を参考にぜひ登記情報を取得してみてくださいね。

また、不動産やお金の知識についてより詳しく学びたい場合、無料会員でも十分勉強ができる「14日間の無料お試し!お金の知識を学び、自ら稼げる人間になるためのサービス Casegood」もおすすめなので試してみてください。

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